八咫烏ジラフィーヌの記録帳

Twitterの記録・補足のための長文用ブログです

舞いあがれ!最終回に寄せて

舞い上がれ、見事な大団円でしたね(*´ω`*)
今年くらいから個人的に忙しくなったり
どうしても実家だとペースが崩れるのもあって
最近はなかなか呟く事も出来ませんでしたが
毎朝、楽しく視聴していました。

最後のほうは詰め込みすぎかな?と思いました^^;
こんねくと、空飛ぶクルマ、コロナ禍下の葛藤は
もっと時間をかけて見たかった…
特に空飛ぶクルマの制作話は、物語の根幹とも言える重要な物語。
そこに自分があまり乗り切れなかったのは、とても残念でした。
個人的にバタバタしていたからとはいえど…

あとやはり、全部 桑原さんの脚本で見たかったですね。
今後は脚本はチーム体制になっていくかもしれませんが、
それならば余計、
全体を俯瞰してディレクションできる存在が
必要になるのではないかと思います。

脚本家により方向性や雰囲気が大きく変わったり、
それぞれの領域に手出し・口出し出来ない?という状態は
視聴者として、あまり良いものとは思えませんでした。
しっかり反省して、今後に繋げていただきたいです。

まあ いきなり辛口なこと言ってしまいましたけど
とにかく、桑原さんの繊細で優しくハイレベルな脚本には
何度も泣き、感銘をうけていました。
最終回で、ばんばが「舞や…向かい風に負けんかったね。」と呟く。
もう涙なしでは見られませんでした。

舞ちゃんがパイロットにならずにIWAKURAの道を選んだとき
正直、なんで?と疑問でした。
でもよくよく考えてみると、彼女の本質は「ものづくり」にこそあった。
完走したあとに振り返ると、回り道かと思われたものは全て生かされていて、
彼女がどれほど貪欲に「自分の道」を貫いているのかがわかります。

飛行機をつくりたい。
飛行機でとびたい。
飛行機で皆をつなげたい。

と、同時に。
大好きな幼なじみと結婚して、子供を生んで、ともに育てて…

欲張りなヒロイン。でも全部やりきったヒロイン。
舞ちゃんすごい!とスタンディングオベーションしたい気分です。

桑原さんの脚本は優しいとよく言われますが
それは、甘い優しさではなく
厳しい現実で生きるときにどうしてもついてしまう傷を
覆い、守り、癒やす優しさだと思います。

本当の優しさは、その人が強くないと出来ません。
痛みと傷を乗り越え、努力した人だからこそ出来る優しさが
「舞いあがれ!」には溢れていたと思います。
そして傷つき疲れ果てた人には、その優しさと癒やしが
より実感を持って、染み渡るのだと思います。
私もなんども、ばんばの言葉や、たかしくんの短歌に救われました。

未来もずっと舞いあがれ!舞ちゃん

半年、ありがとうございました!